JBossとの提携
HPは米国時間17日、JBossとの提携関係を拡大することも発表した。JBossは、サーバ上でJavaソフトウェアを実行する、社名と同じ名前のオープンソースアプリケーションサーバ製品を提供している。
2004年にHPはJBossと再販契約を結び、JBossのコアソフトウェアの販売を開始した。同時期にHPは、オープンソースのデータベースソフトウェア「MySQL」、電子メールサーバーソフトウェア「Sendmail」、Symasのディレクトリサーバソフトウェア「OpenLDAP」についても類似の契約を結んだ。
今回、HPはJBossとの契約を拡大し、「JBoss Enterprise Middleware Suite(JEMS)」という同社のより本格的なパッケージ製品も扱うようにした。この提携関係は、LinuxやHP-UXにも及んでいる。
HPはJEMSシステムのデザインやインストール、また他のテクノロジーから同システムへの移行を容易にするためのコンサルティングサービスも提供するという。JEMS関連サービスは、2月後半から利用できる予定だ。
Novellは同社の「SUSE LINUX Enterprise Server」製品にJBossソフトウェアを付属しているが、Linux最大手のRed Hatは、ObjectWebというコンソーシアムが管理する、「Jonas」という別のアプリケーションサーバ製品を選択した。
HPは「Red Hatと強力な提携関係」を結んでいるとMartinoは述べ、Red Hatが中核のオペレーティングシステム製品に加え、より高度なソフトウェアの販売を検討していることから、Red Hatとより高いレベルでの提携関係を模索していると付け加えた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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