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米NPO、SETI@Home似のプロジェクトを始動へ--子どもたちに科学の楽しさ伝える - (page 2)

Stefanie Olsen (CNET News.com)2005年06月01日 18時03分
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 2004年末、航空エンジニアのBurt RutanとMicrosoftの共同創業者Paul Allenが率いるMojave Aerospaceは、世界初の民間宇宙船を開発し、地球と宇宙の境界とされる高度100kmの宇宙飛行に成功している。Mojave Aerospaceは、これでAnsari X Prizeの賞金1000万ドルを獲得した。

 GoogleのリードエンジニアであるWayne Rosingは先頃同社を去り、カリフォルニア大学デイビス校で数学や物理学を研究するシニアフェローとなった。Rosingは同大学で大口径シノプティック・サーベイ望遠鏡の開発に従事する。望遠鏡の開発は2012年に完了する見込み。この望遠鏡は、暗黒物質と暗黒エネルギーの研究に利用される。

 PlanetQuestのソフトウェアは、コンピュータが使われていない間だけ稼動するスクリーンセーバー形式のソフトウェアで、存在が確認されている全ての星や、星の種類に関する情報をもつ。また、恒星や惑星を(星の種類に関する情報と)照合するためのアルゴリズムや、遠隔地にある望遠鏡が集めた星の照度に関する記録をインターネットからダウンロードする。同プログラムは星の種類を判断するために光度曲線を解析する(星には約147種類の基本型がある)。ユーザーのコンピュータは、望遠鏡が集めたデータと、星の分類パターンとのマッチングを行い、マッチングが成立した場合、新しい星が発見されたことをユーザーに知らせる。ユーザーはこのソフトウェアを使って、発見された星の場所などを知ることもできる。

 PlanetQuestのソフトウェアは、NASAのKepler Missionプロジェクト(生命を育むことが可能な惑星を探すための5億万ドル規模の宇宙プロジェクト)でも使われている惑星探査方法を利用する。この惑星探査方法の開発には、Doyle自身も携わった。この技術は、トランジット法と呼ばれ、主星の前の軌道を横切る惑星を探すもの。主星の前の軌道を惑星が通り過ぎれば、主星からの光が減光し、惑星が通過したことを示す「瞬き」が見える。このトランジット(通過)が繰り返される場合、それは惑星が存在することを意味する可能性が大きい。また、この方法を使えば、地球よりも小さな惑星を発見することも可能だ。しかし、この瞬きは注意しなければならない場合もある。恒星に斑点がある場合や、異なる色の恒星が周囲にある場合にも、星が瞬いて見えることがあるからだ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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