日立製作所と凸版印刷は、指静脈認証アプリケーション搭載ICカードの開発、製造、発行、販売に関して提携した。両社が4月27日に明らかにしたもの。指の静脈パターンを使った生体認証システムを導入する金融機関や企業、自治体などを事業の対象とする。
日立は凸版印刷に対して、指静脈認証アプリケーションの仕様を開示する。これを受け、凸版印刷は関連ソフトウェアなどの開発を行う。さらに、凸版印刷は、日立が金融機関や企業、自治体などから受注した指静脈認証対応ICカードについて、加工から発行までの作業を受託する。
今後、両社はそれぞれ指静脈認証に対応したICカードの販売を強化するほか、両社で協力して対応ICカードの普及を目指す。
また、全国規模のICカード発行体制を強化するため、凸版印刷はグループ会社であるトッパン・フォームズ、日本データカードとも連携を図る。発行パッケージなども提供し、各銀行に対するアウトソーシングから導入コンサルティングまで、総合的なサービス体制を構築する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
メタバースとリアルを融合させた店舗で
顧客体験の向上を目指す
いつでもどこでもネットを身近に
進化を遂げたHD-PLCの最新情報
トラディショナルからモダンへ進化するBI
未来への挑戦の成功はデータとともにある
パランティアが打ちだしたDX支援のかたち
従量課金制データプラットフォームの魅力