インテル、「ムーアの法則」に1万ドル--イーベイで論文掲載誌を募集

Michael Kanellos (CNET News.com)2005年04月12日 19時00分
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 Intelは、オークションサイトのeBayに、「Electronics Magazine」の1965年4月19日号を探している旨の告知を載せた。同社には、保存状態の良いものを提供してくれる人に、1万ドルを支払う用意があるという。

 Intelが探している雑誌には、同社共同創業者のGordon Mooreが著した論文が掲載されている。同氏はその論文のなかで、ICの集積度が1年ごとに倍増すると記しており、この記事から後に同氏の有名なフレーズが生まれることになった。

 「われわれの手元にはこの記事のコピーこそあるものの、それが掲載された雑誌の実物はない。Gordonも持っておらず、Intel Museumにもない」とIntelの広報担当は電子メールのなかで述べている。

 Electronics Magazineは数年前に廃刊になっている。

 Intelは、eBayに掲示した情報のなかで、新品同様の品に最高で1万ドルを支払う用意があり、取引に応じる可能性のある人は品物の状態がわかる写真を送って欲しいと述べている。また、複数購入する可能性もあるが、その場合は1冊あたりの値段が安くなる。なお、図書館からの申し出も有効だが、必ず所有主体からの申し出でなくてはならないという。

 ムーアの法則は、現在ではプロセッサ上のトランジスタの数が2年ごとに倍増するとされているが、これはIT業界全体で何十年にもわたって基盤となっていた考えで、製品価格の低下と性能の向上が同時に起こる理由を説明したもの。このお陰で、製品が壊れるよりもずっと前にアップグレードすることが当たり前となり、IT業界に大きな利益をもたらすことになった。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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