野村総合研究所(NRI)は10月21日、Java対応ウェブアプリケーション構築基盤の新版であるオブジェクトワークス R6.0の販売を同日開始すると発表した。
オブジェクトワークス R6.0は、ウェブ系フロントシステムからミッションクリティカルな基幹業務システムまで、さまざまな領域でウェブシステム基盤を構築するための、総合的な支援環境を提供するという。
新版では、ミッションクリティカル制御基盤の機能を強化し、障害解析や再現テストを行いやすくする基盤テスト支援機能、アプリケーションの動作を制御する機能、J2EE Connector Architecture(JCA)対応メッセージキューイング用コネクタ(JMSコネクタ)を新たに追加した。
業務アプリケーション開発を部品の組み合わせ定義で行う機能、Enterprise Java Beans(EJB)ウェブアプリケーション向けのテスト用スタブ、各種Eclipseプラグイン、JUnit Eclipseプラグインにより、ビジネスロジック開発を支援する。
さらに、Webサービス仕様のWS-I対応とし、相互運用性ガイドラインのBasicProfile 1.0準拠としたことで、「.NETクライアントを始めとするリッチクライアントの活用や社内外のサーバ間通信の有効利用が可能となる」(同社)という。
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