マイクロソフト、Windows Mobile 2003 Second Editionの正式提供を開始

ニューズフロント2004年07月06日 14時16分

 マイクロソフトは、携帯情報端末用プラットフォームの新版「Microsoft Windows Mobile 2003 Second Edition software for Pocket PC日本語版」について、ハードウェアメーカー向けに正式提供を開始する。同社が7月6日に明らかにしたもの。同時に、Windows Mobile 2003 Second Edition software日本語版エミュレータおよびリソースキットの提供も始める。

 Pocket PC 2003 Second Editionは、従来のPocket PC 2003に対して画面表示機能の拡充や無線ネットワーク強化を図った製品。VGA(640×480ピクセル)表示、横長画面、正方形画面(240ピクセル角、480ピクセル角)に対応。「より高解像度で多彩な画面機能をサポートすることで、ユーザーに新しいモバイル体験を提供する。開発者は、ユーザーのニーズに合ったデバイス開発が行える」(同社)

 電子メールやPIM情報の表示や作業をより快適にするため、ユーザーの好みに合わせて文字サイズが変更できるようになった。ウェブブラウザであるPocket Internet Explorerで新たに「一列表示」機能を採用し、水平方向のスクロールを使う場面が減ったという。また、無線LANセキュリティ向上のため、Wi-Fi Protected Access(WPA)をネイティブサポートとした。

 同プラットフォーム対応ハードウェアは、以下のメーカーが発売を予定している。

  • カシオ計算機
  • 東芝
  • デル
  • 日本ヒューレット・パッカード
  • 富士通
  • 日立製作所

 マイクロソフトは、Windows Mobile 2003 Second Edition software日本語版エミュレータとリソースキットをウェブサイトで提供している。

マイクロソフトのプレスリリース

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