関西電機、最先端の5GHz帯無線アクセスソリューションを発売

 関西電機(本社・広島市、近重信雄社長)は、イスラエル Alvarion社製の5GHz無線アクセスシステム「BreezeACCESS VL」の販売を開始した。

 新しく屋外用に開放された新5GHz帯を利用し、最大54Mbpsの高速無線通信を手軽に構築できるのが特徴。この周波数帯域は要免許となっているため、混信などの心配もなくクリアな通信が実現できる。また、18/22/26/38GHzの準ミリ波/ミリ波使用に比較しても低価格でシステムを構築でき、天候などの環境に強く安定した長距離通信(最大15Km)を行える。

 一般的な5GHzや2.4GHzなどの無線アクセスシステムでは実現できなかった“NLOS(Non Line Of Sight)=見通し外通信”も可能になった。建築物・送電線・立ち木などでの見通し外地域や、地形上での見通し外になる地域などにもかく乱されることなく通信を行える。最大通信距離は15Kmと長く、ADSLや光ファイバーがサービスされていない地域や、環境条件などにより高速ブロードバンド環境が構築できない地域、また地方自治体の公共ネットワーク構築などの幅広い分野で活用できる。

 価格はオープンだが、実勢価格は基地局(1台)、加入者局(10台)のシステム導入の場合で、300万円からの見込み。向こう1年で基地局100台、加入局1000台の販売を見込んでいる。

関西電機

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