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米マイクロソフト、Windows XP SP2ベータをリリース

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 米MicrosoftはWindows XPオペレーティングシステム(OS)の大型アップデート第2弾となる、Service Pack 2(SP2)のテストバージョンをリリースした。

 SP2のベータバージョンは17日夜(米国時間)にリリースされ、登録ユーザーは開発者サイトMSDNからダウンロード可能だと同社は発表した。

 既報の通り、SP2の主な変更点はセキュリティに関するものだ。ファイアウォールコンポーネントは改訂されてWindows Firewallという名称に変更され、外部の脅威からパソコンを保護するためにデフォルトで有効になっている。

 一方、Windows Messengerサービスは、SP2ではデフォルトでオフになる。Windows Messengerは本来、システム管理者がネットワーク上のコンピュータに管理メッセージを送るためのものだが、スパム業者はこれを迷惑なポップアップ広告の配信方法として利用している。

 さらにInternet Explorerウェブブラウザでは、ウェブサイトのポップアップ広告や、ソフトウェアの不注意なダウンロードをブロックするよう改訂されている。

 SP2には、「バッファオーバーラン」欠陥の悪用を防ぐためのセキュリティアップデートがいくつか含まれている。ハッカーがパソコンをリモートから攻撃する際に、バッファオーバーランが悪用されるケースはますます増加している。

 他にも、ワイヤレスネットワークやBluetooth短距離ワイヤレス接続のサポートが追加されたほか、MicrosoftのDirectXグラフィックライブラリの新バージョンもついている。

 Microsoftは2004年半ばまでに、SP2の最終バージョンをWindows XPの全ユーザー向けに提供する予定だ、と述べている。

 サービスパックは通常、それまでに個別にリリースされたバグ修正やパッチをまとめたものだ。5月にリリースされたWindows XPのService Pack 1には、こうしたパッチのほか、政府が同社を相手取った反トラスト法訴訟の和解で要求された、複数の変更が含まれている。

 しかしMicrosoftは今年、目立った攻撃をいくつも受けており、同社製品のセキュリティ改善に対するプレッシャーはますます高まっている。同社はWindows次期バージョン、Longhorn(コード名)の開発において、セキュリティを重点の1つとしている。しかしLonghornが市場に出る2006年までの間、同社はWindows XP Service Packでセキュリティ問題に迅速に対処せねばならない。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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