日本ビクターは、パソコン用として初めて、HDTVの高解像度信号をMPEG-2ストリームにリアルタイムで圧縮するPCIバス対応HDTVリアルタイムエンコーダーボード「DM-PC500」を11月10日に発売した。価格はオープンプライス。
新製品は、パソコンのPCI拡張スロットに装着し、HDTV信号をMPEG-2信号にリアルタイムで圧縮するハードウェアエンコーダーボード。これによって、従来まで放送局用システムでしかできなかったHDTV信号の圧縮・蓄積を、パソコンで手軽に実現できるようになる。
主な特徴は、
――など。
同社では、「デジタルHDストレージ」を、成長戦略実現に向けた重点事業のひとつとして位置付けており、02年11月に放送分野で培ったMPEG-2エンコーダーのダウンサイジングモデル「パソコン用HDTVリアルタイムエンコーダーボード」の技術発表を行っている。
その後、BSデジタル放送の普及、03年12月から開始予定の地上デジタル放送、映画業界でのデジタルシネマへの取り組みなど、デジタル映像分野において“従来のSDから、より高画質のHDへの移行”がさらに進み、コンテンツの蓄積、編集、伝送などのプロシューマ市場において、HD映像をパソコンで簡単に扱うためのMPEG-2圧縮伸張装置のニーズが高まってきたことを受け、今回、新製品を商品化し、市場投入することにした。
同社では、新製品をプロシューマ市場に向けに提案していく考え。
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