日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は5月20日、IP電話向けのLSI、TNETV1050を発表した。
同LSIは、Texas Instruments(TI)製DSP、TMS320C55xとRISCコアをベースとし、「IP電話に関する主な標準規格をほぼ全てカバーできる処理能力を持つ」(日本TI)。またデュアルチャネルの16ビットオーディオコーデック(受話器、ヘッドセット、スピーカー用)と、Ethernetサブシステム(Ethernet MACおよびPHY、3ポートのラインレートスイッチを含む)も集積してある。
TNETV1050の主な特徴は以下の通り。
TNETV1050は現在サンプル品を提供中で、10万個ロット時の単価(プロトコル、OS、パテント保証無し)は15ドル以下とする予定。ソフトウェア開発プラットフォーム、参照設計、ソフトウェアの供給も合わせて実施する。
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