サン・マイクロシステムズ(菅原敏明社長)は2月12日、同社にとって初めてのブレードサーバーを発表した。同社では、「他社はブレードサーバーと呼称しているが、当社ではあえてブレードプラットフォームと呼ぶ」(松田英二・プロダクト・マーケティング本部長)として、汎用ブレードサーバー、ブレードサーバーを装着するインテリジェントシェルフ、ブレードサーバー用ストレージなど、複数製品を揃えて発表を行った。
サンでは、「当社は一貫してネットワークコンピューティングを推奨していく。ネットワークコンピューティングを再定義すると、スピードが上がり、用途も拡大していくのに相反してコスト、複雑さは低減していかなければならない。当社は従来からの主張を変更せずに、ネットワークコンピューティングを引き続き支持していく」(インフラストラクチャ・ソリューション事業担当・ジェームズ・ホワイトモア取締役)と、ネットワークコンピューティングへの注力を強調した。
新製品もその戦略に基づくもので、ブレードサーバー「Sun Fire B100s」(27万2000円)、EIA19インチラックに搭載可能な高さ3U=13.2センチのきょう体で、最大で16枚のブレードサーバーを装着できる「Sun Fire B1600」(72万8000円)、UltraSPARC III Cu1.2GHzプロセッサを搭載した「Sun Fire 4800」(4194万9000円)、「同6800」(4717万4000円)、「同12K」(1億9280万円)、「同15K」(2億7510万円)、ミッドレンジサーバー「Sun Fire V1280」(1402万円)とハイエンドから、低価格のブレードサーバーまでを一挙に発表した。
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