有線ブロードネットワークス(USEN)は2月7日、光ファイバーを使った集合住宅向けインターネット接続サービス(FTTHサービス)を3月1日から値下げすると発表した。対象となるのは「BROAD-GATE 01」Type Vサービス。集合住宅構内までは送受信100Mbpsの光ファイバーを入線し、棟内は既存の電話線を利用するVDSL方式(上下最大16Mbps)のサービスである。
1戸からの申込でも月額料金を3300円に抑えて提供する。また、基本工事費もこれまでの1万2000円から9000円に下げる。同サービスの月額料金はこれまで、1〜7戸加入の場合3900円、8〜15戸の場合は3500円、16〜29戸の場合3300円だった。これを3月1日より、1〜 29戸加入のすべての場合で3300円とする。30戸以上の場合の月額料金はこれまでと同じ3100円。
今回の値下げは、1棟内での加入世帯数が増加し、採算性が向上していることで可能となったという。また、「すでに入線済みの集合住宅からの加入が増えてきており、開通に関する作業が効率的になっている。よって基本工事費の値下げにも踏み切った」(USEN)
なお棟内まで光ファイバーを入線し、最大100Mbpsの送受信が可能な「BROAD-GATE 01」Type Eサービスについては価格改定を行わない。こちらの月額料金は1〜7戸加入の場合4800円、8戸以上で4300円、30戸以上で3800円。
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