日本IBMは、同社の Computer Museum(コンピューター・ミュージアム)サイトで、電子メールの書き手の気持ちをアニメーションで表現する「感性メール」を公開したと1月24日、発表した。同サイトのコンテンツの一つとして提供するもの。
感性メールは、メール本文に入力した「楽しい」「さみしい」「怒る」といった言葉を検知し、書き手の感情を判断、それをメール画面の背景アニメーションで表現する。「メールの受け手は、本文全体から判定された背景アニメーションを楽しみながら、メールを読める」(日本IBM)。
具体的には、「晴れ」「雨」「風」「雪」といった時季に合わせた背景模様が、メール内の言葉によって変化する。例えば、「雪」の場合、判断した書き手の感情をもとに、結晶や雪の大きさが変化する。また、感性メールは、書き手の入力スピードも考慮する。速く入力すればアニメーションの動きも速くなるという具合である。
利用するには感性メールのページで登録を行う必要がある。パスワードの発行を受けた後、ページ上でメールを作成し、送信する。受け手には通常の電子メールが届く。そこに指定されたURLにアクセスすれば感性メールが読める。
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