単なる洗髪にとどまらず、さまざまな用途や機能を付加した多彩な商品が登場しているシャンプー。ユーザーはシャンプーについてどのような意識をもっているのだろうか。20代から40代を中心とするネットユーザー433名の回答を集計した。
シャンプー利用者全体で見ると、55.4%が「自分専用」、44.6%が「家族兼用」。年代別に大きな差はなかったが、性別に見ると、「自分専用」は男性49.0%に対し、女性は63.9%と男性を15ポイントも上回った。
現在利用中の製品の満足度を尋ねたところ、11.9%が「非常に満足」、55.4%が「満足」と答え、全体の70%近くが満足。「どちらとも言えない」が30.5%、「不満」はわずかに2.1%だった。「非常に満足」の比率を年代別に見ると、20代では23.9%だったのに対し、30代では11.2%とその2分の1、40代では7.6%と20代の3分の1。中高年に満足度の高い商品が少ない現状がうかがえた。
自分専用のシャンプー利用者に絞ってみると、「非常に満足」が17.7%を占め、「満足」と合わせると、家族兼用のシャンプー利用者より16ポイントも高い74.6%が満足。一方「どちらとも言えない」は、自分専用シャンプー利用者の22.4%に対し、家族兼用シャンプー利用者では、ほぼ倍の40.6%。家族兼用のシャンプーは「不満」ではないにしろ、必ずしも満足しているとはいえないようだ。
気になる新商品のシャンプーが出たらどうするか聞いたところ、「とりあえず試す」は、全体では15.7%だったが女性では21.4%。また39.3%は「商品のクチコミやレビューを見てから決める」と慎重ながら興味を示し、女性では45.1%にのぼった。一方、「買おうと思わない」は、全体で 45.0%、男性は53.4%。20代も現状の満足度の高さを反映してか63.8%と高かった。
なお、リンスやコンディショナーについても聞いたところ、女性は97.8%が利用しているのに対し、男性の利用者は20ポイント低い77.3%。利用者のうち「自分専用」利用者は、女性65.2%に対し、男性は41.2%にとどまった。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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