モブキャストは3月24日、ソーシャルアプリ事業への参入を発表した。モバイル版のmixiアプリとして、ドラゴン育成シミュレーションゲーム「エレオンブリード for mixi」を配信する。
エレオンブリードは、「エレオン」と呼ぶドラゴンを育てていく育成型のソーシャルゲーム。2007年5月より携帯電話アプリとして提供しており、100万ダウンロードの実績を誇る。
エレオンブリード for mixiはこれをmixiアプリ向けにカスタマイズしたもの。ユーザーは、トレーニングやアイテムでエレオンを育てたり、マイミクのエレオンと交配して、新たなエレオンを生み出したりできる。サービスは基本無料だか、今後はアイテム課金を導入する予定だ。
また同社は、モバイル向けゲームポータル「ゲムッパ」でベータ版として提供しているシミュレーションゲーム「Webサッカー」を4月1日より正式版として運用することも発表している。
Webサッカーは基本料無料、アイテム課金型のサッカーシミュレーションゲーム。2月のサービス開始以来、口コミを通じてユーザー数を3万人まで拡大した。「プロモーションは実施していないが、現在1日1000人以上が入会している。友達の紹介で入会するユーザーが96%以上となっている。選手のトレードや練習試合など、実際の友人とともに楽しめるソーシャル性が評価されている」(同社)。正式運用の開始を記念し、4月5日から5月6日までの間、友達紹介時に得られる仮想通貨を増額するなどのキャンペーンを実施する。
同社では今後、ソーシャルアプリを各プラットフォームに提供する一方で、自社で運営するゲムッパでも複数のゲームを配信していく予定。両者をあわせて、2012年度に利用者数500万人、売上高10億円を目指す。
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