インフォテリアの1Q決算、営業赤字が縮小--通期では3期ぶり黒字浮上へ

 インフォテリアは8月13日、2010年3月期第1四半期(4〜6月)の決算説明会をインターネットの生中継で実施した。説明会を中継する企業は多いが、インターネットのみで開催し、一般の個人投資家も参加できるのは珍しいケース。

 売上高は前年同期比10.4%増の2億2300万円と1〜3月の減収から増加に転じた。本業のもうけを示す営業損益は2500万円の赤字(前年同期は6500万円の赤字)と赤字幅は縮小した。

 採算の良い主力のライセンス売上高、サービス売上高が伸びた。景気低迷の中、「コスト削減の切り札になる」とアピールし、比較的手軽に導入できるEAI「ASTERIA WARP Lite」が好調。4〜6月の新規の採用社数は129社で累計は789社となった。経費削減に努め、販売管理費は前年同期比6.9%減った。

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