携帯電話でPCメールが利用可能な「リモートメール」などを展開するfonfunの株価が急騰している。6月24日は値幅制限いっぱいとなるストップ高となり、前営業日終値からの上昇率は26%に達した。6月25日の終値も全営業日比34%の317円とストップ高を続けている
6月23日の取引終了後、「リモートメール」がNTTドコモの2009年夏モデル「SH-07A」に搭載されたと発表した。「リモートメール」は普段、PCで使っているメールを外出中に携帯電話で読んだり送ったりできるサービスで、今回採用されたのは、そのiアプリ版。24日から発売され、初回起動から60日間は無料で利用できるという。
最新携帯電話モデルに搭載されたことによる話題性は高いが、業績面への寄与という観点からは大きな効果は期待できないというのが実情。fonfunは業績面で苦戦。2008年3月期、2009年3月期と連続で連結業績は営業損益段階から赤字。2009年3月期は営業赤字が3億5600万円となった。子会社を売却して非連結決算化する2010年3月期は営業損益で5000万円の黒字浮上を計画するが水準は低く、業績回復を評価するような段階ではない。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス