SIPのソフトウェア開発を手掛けるソフトフロントが2月12日まで5日連続で値幅制限いっぱいとなるストップ高に買われた。前日までで3日連続ストップ高となった2月10日以降は取引所の規定によって値幅制限が上限だけ2倍となったが、それでも旺盛な買い人気を吸収できずに上昇。その間、株価は2倍以上に化けた。
急騰のきっかけは2月4日に発表したNTTとの資本・業務提携。NTTの100%子会社であるNTTインベスト・パートナーズがソフトフロントに対して約1億円を出資。ソフトフロント、NTT、NTTインベスト・パートナーズの3社で、次世代通信網として普及が期待されるNGNを活用したアプリケーション開発を容易にするソフト開発キットの開発、使用促進について協業していく。
ソフトフロントは技術力を評価される一方で、業績面は苦戦が続いており、2008年3月期は営業損益段階から赤字。今期は黒字浮上を計画しているが、経常損益で6000万円の黒字(前期実績は1億7100万円の赤字)と限定的な回復にとどまる見込みとなっている。
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