ロケットスタート、「タスクを付せんで管理」をブラウザ上で実現するサービス「taskit」

岩本有平(編集部)2008年03月26日 18時51分

 やらなければいけない作業は付せんに書いて机に貼る--このようにタスク管理を行っているユーザーもまだまだ多いのではないだろうか。

 ロケットスタートが3月25日に発表した「taskit」バージョン0.05はこの「付せんでのタスク管理」をブラウザ上で実行し、ほかのユーザーと共有できるグループウェアだ。

 トップページの「ADD PROJECTSHEET」をクリックすると、新規のプロジェクトシート(ユーザーページ)が作成される。シート上で付せんのない個所をダブルクリックすると付せんを新規作成できるほか、作成した付せんをクリックすば、付せんの内容を編集できる。

 作成した付せんはドラッグアンドドロップで移動できるほか、右クリックで色を変更したり、画像をアップロードして追加できる。作成した付せんの削除も可能だ。

 各シートには、固有のIDとURLが振られており、URLを共有すれば複数のユーザーでシートを同時に編集できる。そのため、タスクの共有や管理だけでなく、コミュニケーションツールとしての利用も可能だという。同社ではその例として「ファミレスについて語らないか?」「アイドルマップをつくろうぜ!」といったデモのシートを公開している。

 なお、現状ではアカウントの管理機能などが実装されていないため、URLを知っていれば誰もがアクセスできる状態だ。そのためロケットスタートではシートを新規作成する際、「taskitへようこそ。このシートはあなたのシートです。*かといってセキュアということではありません」とアナウンスを行っている。

 ロケットスタートによると、商用でのサービス予定は今のところ未定だという。今後は付せんの管理やアカウント関連の機能を強化し、2009年の正式公開を目指す。

taskit 「taskit」のスクリーンショット。方眼の描かれたシート上に自由に付せんを貼りつけられる。

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