ACCESS、持分法適用関連会社スカパー・モバイルの全株式を譲渡

 ACCESSは12月17日、自社の持分法適用関連会社であるスカパー・モバイルについて、ACCESSが保有する全株式を、スカイパーフェクト・コミュニケーションズに譲渡すると発表した。

 スカパー・モバイルは2005年6月1日創業。無線LAN対応端末を含むモバイル端末へのコンテンツ配信事業と、モバイル端末向けコンテンツの開発および製作、モバイル端末を利用した広告・プロモーション事業、電子商取引に関する認証・課金等の決済処理事業などを展開している。

 株主構成は、スカイパーフェクト・コミュニケーションズが51%、ACCESSが34%、Jストリームが10%、ナノ・メディアが5%となっている。このたび、ACCESSグループの経営資源の集中化を図るとともに、より効率的な事業開発スキーム構築を推進するためとして、株式譲渡を実施する。

 株式譲渡契約締結日は12月25日で、株式譲渡実行日は2008年1月1日を予定している。譲渡先はカイパーフェクト・コミュニケーションズで、ACCESSが保有する3264株全てを譲渡する。

 なお、株式譲渡によるACCESSの平成20年1月期業績に与える影響は、軽微であるとしている。

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