シンク・イメージは10月5日、音楽やイメージ動画を組み合わせてコンテンツを作成できるプラットフォームを公開した。音楽や動画の要素を多数提供することで、利用者がそれらを組み合わせたレベルの高い動画コンテンツを作ることを期待している。
コンテンツ作成プラットフォーム「FlyA(フライア)」は、ギターやベースなど音楽の要素やイメージ動画を多数提供し、利用者がそれらを自由に組み合わせてコンテンツを作成するプラットフォーム。音楽とイメージ動画により、いわばアーティストのプロモーションビデオのような映像を作成できる。
音楽の要素については、音量やテンポなどを細かく指定することができ「プロにも耐える高機能にしている」(代表取締役の牛田智明氏)という。その一方で、要素の組み合わせはマウス操作で視覚的に理解できるようにしており、音楽用語を知らなくても誰でもコンテンツを作成できるのが特徴。
また、作成したコンテンツはオープンソース化されており、公開しているコンテンツをリミックス(編集)機能で、他の利用者が自由に編集することができる。新しい要素を加えたり、既存の要素を削除して編集を加えることで「よりレベルの高いコンテンツが生まれることを期待している」(牛田氏)。音楽や動画の要素は利用者が投稿することもできる。
FlyAのサービスを作った経緯は、もともとプロとしてアーティストのバックミュージックを手がけていた社員の熱意によるものだという。音楽を自動演奏するための編集・管理ソフトは一般的にプロ向けに公開されているが、それをウェブで誰でも簡単に参加できるようにすることで、プロとアマチュアの枠を越えて参加者同士のコラボレーションによるコンテンツを生み出せると考えたという。同社はウェブ制作などを主な事業としており、自社開発のサービスを公開するのは初めて。なお牛田氏は、2005年から2006年まで無料動画放送GyaOの編集長を務めていた。
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