ドコモの秋モデルはUIを自由に変更可能に--アクロディアと包括契約

永井美智子(編集部)2007年08月02日 16時10分

 アクロディアは8月2日、同社の技術「VIVID UI」、「VIVID Movie」に関してNTTドコモと包括ライセンス契約を締結したと発表した。これにより、ドコモが2007年秋に発売するモデルは、ユーザーが自由にインターフェースを変えられるようになる。

 VIVID UIは携帯電話向けユーザーインタフェースプラットフォームで、ユーザーが自由にメニュー画面や待ち受け画面を変えられるようになる。すでにドコモのSH903i、SH903iTV、SH904i、SH704i、N904iに搭載されているが、これまではアクロディアと端末メーカーがライセンス契約を結んでいた。

 VIVID Movieは限られたメモリやCPU性能の環境でも、リッチなムービーコンテンツを再生できる技術。VIVID UIと連携することで、メニュー画面にムービーコンテンツが利用できるようになる。

 今後VIVID UIとVIVID Movieは、ドコモが発売する機種に順次搭載される予定だ。

 アクロディアは2004年7月に設立されたベンチャーで、携帯電話のユーザーインターフェースにかかわるミドルウェアを開発している。2006年10月には東京証券取引所マザーズ市場に上場した。

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