T-SS、情報漏洩防止の「PBforDoc Ver.3.1」--ADやLDAPのLDIF情報をインポート

 トリニティーセキュリティーシステムズ(T-SS)はこのほど、企業内で扱われる文書ファイルなどデジタルデータの情報漏洩と不正使用を防止するソリューション「Pirates Buster for Document(パイレーツ・バスター・フォー・ドキュメント、PBforDoc)Ver.3.1」の販売を開始した。

 PBforDocは、Microsoft OfficeのファイルやPDF、CSV、TEXT形式のファイルを暗号化し、利用者ごとに利用権限を設定することで情報漏洩を防止する製品。暗号化して利用権限を設定したファイルであれば、メールで送信したり、ウイルスなどで情報が流出してしまった後でも、ファイルを利用停止したり、閲覧できる利用者を制限したりできるため、情報漏洩を防止できる。

 万一情報が漏洩した場合は、利用状況のログによる調査を行うことも可能だ。また、個人情報が漏洩した場合に備えた「個人情報漏えい賠償保険」が付帯され、情報漏洩対策から事故発生のリスクまでを一貫してカバーした運用が可能という。

 Ver.3.1では、LDAP DATA Interchange Format(LDAPデータ方式、LDIF)で出力されたActive Directory(AD)やLDAPのユーザー/グループ情報をPBforDocのユーザー/グループとしてインポートできるようになっている。インポート後も、ADやLDAP側で更新した情報をPBforDocに同期させることで、ユーザー管理を効率的に行えるという。

 LDIFでインポートしたユーザーのシングルサインオンに対応している。ドメインにログインしているユーザーであれば、暗号化ファイルを認証なしで開くことができる。

 PBforDocは、サーバ側アプリケーション(ポリシーサーバ)とクライアント側アプリケーションで構成される。価格は、ポリシーサーバライセンスと5ユーザーライセンスの基本パッケージで31万5000円から。

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