サーチテリア、ユーザー指向の広告配信システムをmedibaの情報サイトに導入

 サーチテリアは5月30日、medibaと提携し、medibaが運営するEZweb上の情報サイト「とくする情報」内に、e-cpm自動最大化広告配信システム「オプティマイズドリンク」を導入したと発表した。

 e-cpmは、広告1000回表示、もしくはアクセス1000ページビューあたりの収益額のこと。サーチテリアのオプティマイズドリンクは、モバイルサイトのユーザーの指向を解析し、最適化した広告を自動配信するサービス。2006年11月にサービスを開始し、現在特許を出願中。サイトのユーザーに親和性の高い広告を配信しながら、サイトのe-cpmを最大化するよう、自動的に広告配信をコントロールするとしている。

 今回、mediba運営のとくする情報内にオプティマイズドリンクを通じて広告配信を開始した。とくする情報のユーザー層が若年層のみならず、30代以上のユーザーが57%であることから、サーチテリアでは、年齢層の高いユーザーに対する広告リーチの拡大を見込んでいる。

 一方のmedibaは、サーチテリアの技術力により、サイトの特徴およびユーザーの指向に応じて最適化された広告を、とくする情報内にて表示することが可能となり、広告収入の増加を見込んでいる。また、今後は両社のノウハウ、技術をベースに、新たな広告ソリューションの開発などにも着手する予定としている。

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