工業用間接資材通信販売最大手のMonotaRO(瀬戸欣哉社長)は、どこよりも安い価格帯で文房具通信販売に本格参入すると発表した。4月1日に4,500アイテム掲載の「MonotaRO文房具カタログ」を発刊する。
同社は、各種製造工場や建築現場など、ものづくり企業を主ターゲットに、切削工具や補修・梱包・清掃資材といった多岐にわたる間接資材を格安で提供するインターネット通信販売会社。今回、その取扱商品である文房具をさらに充実し、独自の流通システムで実現できた破格の低価格で、文房具通信販売に本格参入する。
文房具の低価格の第一の要因は、発送コストの削減。既存顧客の大半が製造工場であるため、文房具に比べ高価格帯の商品が中心で、これらの事業所に対しては間接資材と文房具を同梱で発送するため、発送費用が発生しない。このため、一般的な文房具専門の通信販売事業者に比べて発送コスト分の価格削減が可能となった。
また、取扱商品も、海外一流メーカー提携による当社プライベートブランドを充実させたことで、国内メーカー商品や輸入卸商社経由の海外商品では不可能な価格設定が可能になった。このほか、「実用性」と「低価格」を最優先と考え、デザイン重視の商品取扱いや利用者向けポイントサービスなど一切採用しない方針とした。
なお、事業展開にともない、文房具カタログ3万5000部を4月1日に発行した。同カタログの請求は電話、または同社ホームページのカタログ請求ページから申し込むと無料発送する。
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