ブログの内容に近い広告は文字を大きく--KYA groupの「アドクラウド」

永井美智子(編集部)2007年02月16日 07時00分

 有限会社ケイ・ワイ・エイ・グループ(KYA group)は2月16日、ブログエディタサービス「ありくい」において、ブログの本文に近い内容の商品をタグクラウド形式で表示するアフィリエイト広告「アドクラウド」を開始する。

 KYA groupが独自に開発した日本語解析技術を利用し、ブログ本文から重要語を抜き出して、関連性のある書籍などをAmazon.co.jpで販売中の商品から探し出して掲載する。より関連度が高いと判断された商品は、文字が大きく表示される仕組みだ。

 ありくいの利用料金は無料。記事を投稿する度にブログのアカウントとパスワード、AmazonのアフィリエイトIDを記入するようになっており、会員登録は不要だ。ユーザーがアフィリエイトIDを入力しなかった場合は、KYA groupのアフィリエイトIDで広告が挿入されるようになる。

 ありくいでは1つの記事ごとに1つの商品の広告を表示することも可能で、どちらの広告を出すかはユーザーが選べるようになっている。

 また、これまで一度投稿した記事の変更をありくいを使ってすることができなかったが、今回システムをバージョンアップして投稿後のキャンセルや内容を修正してからの再投稿、追記入力できるようにした。画像ファイルの自動縮小機能やリンク先ページのタイトル自動取得機能も追加し、新たにFirefox 2.0にも対応している。

アドクラウド ありくいの「アドクラウド」のイメージ図。実際には、文章を解析して内容が近い商品の名前を表示する

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