三菱電機、液晶テレビ「REAL」に3D対応の録画モデル--らく楽アシスト搭載家電へ

加納恵(編集部)2010年08月24日 19時09分

 三菱電機は8月24日、3D対応の録画テレビ「REAL MDR1」シリーズを発表した。1TバイトのHDDとBlu-ray Discレコーダーを搭載する。発売は10月21日。価格はオープン。

 発売されるのは55型の「LCD-55MDR1」、46型の「LCD-46MDR1」、40型の「LCD-40MDR1」の3機種。専用の3Dメガネが2個同梱される。

 液晶パネルはバックライトにLEDを採用した新「DIAMOND Panel」。4倍速駆動と超解像度機能「DIAMOND HD」による独自の映像エンジン「DIAMOND 3D Engine PRO」により、残像感の少ない高画質映像を表示するとしている。

 記録メディアは1Tバイトの内蔵HDDとBlu-ray Discで、どちらもテレビ番組の直接録画に対応。DVDソフトの再生もできるが、DVDへはHDDからのダビング録画のみとなる。

  • 写真左から「LCD-55MDR1」、「LCD-46MDR1」、「LCD-40MDR1」

  • ディスクドライブは「前面ディスクトレイ」を採用

  • 内蔵スピーカーは、左右各2個、センター4個、ウーファ左右1個の計10個

 3D方式はサイド・バイ・サイド方式、フレームパッキング方式に対応。通常の2D映像を3Dに変換する「2D-3D擬似変換」機能も備える。三菱電機の独自機能として、3Dの視差を調整できる「奥行きアジャスター」を搭載しており、カスタマイズも可能だ。

 三菱電機では「2010年『使いやすさ革命』宣言」として、テレビ、エアコン、冷蔵庫などの主力商品に、アシスト機能「らく楽アシスト」を搭載。これはシンプルな基本機能はより使いやすく、最新の便利、高度な機能を「らく楽」使いこなせるよう推進するもの。

 REAL MDR1シリーズでは、従来から採用されている「オートターン」をらく楽アシストとして搭載した。これにより、正面からの視聴がベストとされる3D映像の視聴環境をアシストすることで、使いやすさをアピールしていく。

 このほか、内蔵HDDに予約録画した番組の番組部分、CM部分のみを自動で再生できる「オートカットi」、異なるチャンネルや放送波、外部入力などの入力ソース切り替え時でも音量感を一定範囲に自動調整する「おすすめ音量」、録画、再生履歴からユーザーの好みを解析し、番組を自動的に録画する「おすすめ自動録画」などの機能も装備。地上、BS、110度CSデジタルチューナは2基搭載しているため、2番組同時録画にも対応する。

  • LCD-55MDR1(55型、店頭想定価格:50万円前後)
  • LCD-46MDR1(46型、店頭想定価格:40万円前後)
  • LCD-40MDR1(40型、店頭想定価格:30万円前後)
  • リモコン

  • 3Dメガネ

  • 「らく楽アシスト」搭載機種

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