ポリコムジャパンは8月18日、「Polycom UC Intelligent Core」というコンセプトに基づいたビジュアルコミュニケーションインフラストラクチャソリューションの強化を発表した。同ソリューションを構成する各製品群は、現四半期から順次出荷を開始する予定。
Polycom UC Intelligent Coreは、多地点接続、仮想化、管理、スケジューリングおよびゲートキーパーなどのシステムを基盤に、安全かつ高品質なHDビデオサービスを組織全体に提供するコミュニケーション基盤。これには、イマーシブテレプレゼンス、会議室用ビデオ会議システム、デスクトップ型ビデオ会議システム、リアルタイムのビデオストリーミング、オンデマンドの映像コンテンツ、デジタルサイネージなどが含まれるという。
また、国際標準規格に準拠しているため、他社製を含む幅広いユニファイドコミュニケーション(UC)プラットフォームとの統合が可能で、既存ソリューションと比べて総所有コスト(TCO)を低く抑えることができるとする。同社の試算では、中規模企業が一般的なポリコムのテレプレゼンスソリューションを導入する場合に、既存のソリューションと比較して初年度で210万ドルのコストを削減できるという。
Polycom UC Intelligent Coreには、H.264ハイプロファイルをサポートすることでHDビデオ会議の帯域幅を最大50%削減可能な「Polycom RMX 1500」「Polycom RMX 2000」「Polycom RMX 4000」といったリアルタイムメディア会議プラットフォームのほか、多地点会議のリソースを最適化してネットワーク容量を確保する「Polycom Distributed Media Application(DMA)7000」などが含まれる。
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