Twitter上に企業のニュースリリースを配信--PRニュース、「ソーシャルリリース」を開始

 PRニュースは7月14日、Twitterのタイムラインやfacebookの掲示板に、企業のニュースリリースを配信するサービス「ソーシャルリリース」の提供を開始した。

 PRニュースは、ニュースリリース配信サービス「PR News」を運営するほか、PR Newsから配信する企業のニュースリリースを、TwitterのつぶやきやFacebookの掲示板に自動投稿できるサービス「ソーシャルポスト」を提供している。

 ソーシャルポストはニュースリリースをTwitterやFacebookで投稿することによって、コミュニケーションの活性化を目指すサービス。配信するリリースのジャンルやタイミングなどはユーザーが自由に選択できる。ユーザーから投稿がない場合は、リリースだけが配信されることがないよう「5回のツイートにつきリリースを1回投稿」といった設定も可能。7月5日にサービスを開始し、現在は5万人近いユーザーが利用しているという。

 今回提供するソーシャルリリースは、ソーシャルポストに登録するユーザーに対して、リリースを配信するという企業向けのサービス。このサービスを利用することで、企業は自社でTwitterアカウントなどを運営することなく、新製品や企業動向、調査レポートなどをソーシャルメディアに配信できるようになる。クリック数などのレポート機能も用意する。配信できる内容はPR Newsに掲載するニュースリリースのみで、広告配信などは行わないとしている。

 PR Newsでは今後、TwitterやFacebook以外のソーシャルメディアへの投稿についても対応していく予定。9月末までに30万人、2011年3月末までに100万人のユーザー獲得を目指す。

 ソーシャルリリースはPR Newsの利用企業であれば無料で利用できる。PR Newsの料金は1回配信の基本プランが3万9900円。配信無制限の月額プランは、3カ月契約で月額7万9800円、6カ月契約で月額7万5600円、12カ月契約で月額7万1400円となっている。

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