VA Linux、KVMに対応したLinuxカーネルの障害、性能解析サービスを提供開始

富永恭子(ロビンソン)2010年06月01日 20時30分

 VA Linux Systems Japan(VA Linux)は6月1日、Linuxカーネルの性能、障害解析サービス「VA Quest」においてKVM(Kernel-based Virtual Machine:Linuxカーネル仮想化基盤)に対応したことを発表した。また、KVMを中心とした障害解析サービス「KVM Quest」と限定トライアルメニュー「Quest Starter」を同日より提供開始した。

 新サービスのKVM Questは、KVMおよび関連するLinuxカーネルの障害に対してソースコードに基づいた詳細調査を行い、障害の解析、障害原因の追及および特定、回避方法の提案、修正パッチ、性能解析などを提供するサービス。また今回、Linuxカーネルの障害解析サービスであるVA QuestにもKVMを適用することにより、Linuxカーネルおよび仮想化システムの運用を行っているシステムインテグレーター、サービスプロバイダー、データセンター事業者やエンドユーザー企業に向けて、最適かつ効率的な運用管理のサポートが行えるとしている。

 KVM Questの価格は個別見積もりとなる。限定トライアルメニューであるQuest Starterでは、LinuxカーネルおよびKVM、Xenに関する性能、障害解析を、初回の契約より3カ月間、月額80万円(税別)で利用できる。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]