知的財産教育協会がコンテンツプロデューサーの国家資格を新設へ

 一般社団法人知的財産教育協会は4月21日、アニメや漫画、 ゲームなどコンテンツビジネスの専門家を認定する国家資格「一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)」を創設すると発表した。資格取得のための国家試験は、11月から実施される。

 新設された1級(コンテンツ専門業務)は、すでに実施されている「知的財産管理技能検定」の最上級に位置づけられる。コンテンツに関する専門知識が求められ、コンテンツプロデューサーや契約法務マネージャーといった受検者層を想定しているとのことだ。

 第1回試験は11月14日に実施。リスクマネジメント、契約、資金調達などの専門知識を問う学科試験のほか、実技試験も課せられる。

 知的財産教育協会では、「従来のコンテンツビジネス業界は、ビジネスを手がけている事業部と、権利処理を担当する法務部門がそれぞれの機能を担う、分業スタイルが一般的だった。コンテンツプロデューサーにはその両方のスキルが必要」と、新資格創設の理由を説明している。

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