Evernoteは1月27日、文字や画像などあらゆる情報をデジタル化し、さまざまなデバイスからアクセスできるようにするアプリケーション「Evernote」をソニーのPC「VAIO」にバンドルし、世界に出荷することを発表した。
VAIOにはEvernoteの専用クライアントソフトがバンドルされ、VAIOユーザーだけの新機能も用意されている。VAIOのウェブカメラを利用した「ウェブカムノート」という機能を使うと、ユーザーはスナップショットを撮影してそのままEvernoteに記録できる。たとえば受け取った名刺を撮影してEvernoteに保存しデータベース化することも可能だ。
クィックウェブアクセスを備えた一部のVAIOには、Evernoteのウェブクリッパー機能が提供される。ウェブクリッパーを利用すると必要なウェブページ全体をワンクリックでEvernoteに保存できる。
VAIO専用Evernoteクライアントは2010年春以降のモデルに搭載される。最初の出荷地域は、北南米、欧州、中東、オセアニア、東南アジア。
EvernoteのCEO、Phil Libin氏は次のようにコメントしている。「EvernoteとVAIOは人々のデジタルライフをいっそう快適するためのビジョンを共有しており、VAIOという素晴らしいコンピュータはEvernoteによって『すべてを記憶する』ツールに変身する」
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