「Apple TV」、シングルサインオンやHomeKit対応デバイス制御を可能に--次期「tvOS」が披露

David Katzmaier (CNET News) 翻訳校正: 編集部2016年06月14日 11時47分

 従来のテレビの世界をひっくり返すような革新的な何かを「Apple TV」に期待していた人は、肩の力を抜いてほしい。Apple TVに追加された最新の機能はもちろん意味のあるものだが、それは人類にとっての大きな進歩というより、Appleファンのための小さな進歩という方が適切なようだ。

 Apple TVの責任者Eddie Cue氏は、米国時間6月13日に開幕した「Worldwide Developers Conference(WWDC)」で、Apple TVや「tvOS」に追加される多数の新機能などを発表した。その内容は以下の通り。

  • ネイティブアプリの数が6000個を超えた(1300個のビデオチャンネルを含む)
  • 画面背景が暗い色になる夜間の視聴に適したモードを搭載
  • シングルサインオンの導入により、1度認証情報を入力すれば複数のケーブルテレビアプリへのログインが可能に
  • 「iOS」アプリの「Remote」がアップデートされ、タッチ操作や「Siri」の利用が可能に
  • iOSデバイスでダウンロードしたアプリをApple TVに自動的にダウンロード
  • 最大4つのゲームコントローラをサポート
  • 「Sling TV」アプリが登場
  • 「FOX Sports GO」アプリで1画面に4つの試合を表示
  • フランスのテレビサービス「Molotov」を追加(100以上のライブチャンネルを含む)
  • 新しいゲームが登場(「NBA2K」「Minecraft: Story Mode」「SketchParty TV」)
  • 「PhotoKit」で、サードパーティーアプリが「iCloudフォトライブラリ」の写真と動画にアクセス可能に
  • HomeKit」でApple TVからHomeKitデバイスを制御するアプリを開発可能に

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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