Q3では、メンズコスメを利用する場合、どんな効果を得たいか尋ねたところ、「毛穴の汚れを取る」が52.7%と最も多く、次いで「テカリやべたつきを抑える」が47.3%、「皮脂を抑える」が46.7%と続いた。
上位3項目は非常に類似している悩みと考えられ、男性ユーザーの多くが顔の脂や皮脂に対して悩みを抱えていることが伺える。一方女性は、たるみ防止や美白効果、保湿効果をコスメに求めるユーザーが多く、男性と女性のコスメに対するニーズは非常に異なる傾向にあると考えられる。
また、「ヒゲそりまけしない」は男性ならではの特徴と言え、メンズコスメに必要不可欠な効果と言えるかもしれない。
Q4では、カッコ良さへの願望や意識が強いかを尋ねたところ、「あまり強くないと思う」が50.1%と最も多く、次いで「やや強いと思う」が31.7%と続いた。
「非常に強いと思う」と「やや強いと思う」を合わせると39%と、男性ユーザーの約10人に4人は美意識が高いことが窺える。
2005年度で約2兆2500億円の化粧品市場全体から見れば、メンズコスメはこれまで900億円から1000億円前後で推移しており、化粧品市場全体のわずか4%に足らずである。[参照:産業構造総合研究所]
今回の調査結果から、男性ユーザーのメンズコスメに対するニーズと女性のニーズは、コスメ代や選択の重視点、効果などに大きな開きがあることが分かった。現在、男性のメンズコスメ市場は徐々に伸びつつあるが、この半数以上いる「あまり強くないと思う」と回答しているユーザーの意識をどう変えていけるかが、今後のメンズコスメ市場の伸びにつながると言えるだろう。
2005年度で約2兆2500億円の化粧品市場全体から見れば、メンズコスメはこれまで900億円から1000億円前後で推移しており、化粧品市場全体のわずか4%に足らずである。[参照:産業構造総合研究所]
今回の調査結果から、男性ユーザーのメンズコスメに対するニーズと女性のニーズは、コスメ代や選択の重視点、効果などに大きな開きがあることが分かった。
男性ユーザーの汲み取れきれていないニーズを明確にし、今後のメンズコスメ市場の活性化につなげていくことが重要だろう。
本調査は、業界の全般的な調査となっております。 あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。 業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。 より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、 リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。
サンプル数 :300
調査期間 :2007年08月29日(水)〜2007年08月31日(金)
調査方法 :インターネットリサーチ
調査機関 :ターゲットリサーチ
対象者 :20代〜50代の男性
本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。 アンケート回収データ・クロス集計サービス・レポートは有料にてご購入いただけます。 調査や有料サービスをご検討の方はお気軽にお問合わせください。
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