化粧品に関する調査--60%以上の女性は特定のメーカーを利用 - (page 2)

Webマーケティングガイド2006年12月16日 17時00分

 また、「今使っているものより安くて、しかも効果が良い」など、”何々と何々が優れいる”というような、2つ以上の要素を求める回答が多く見受けられた。 つまり、1つの要素だけが優れているのではユーザーを満足させる(購入へと導く)事は難しく、 プラスαの魅力をユーザーは求めているのではないかと考えられる。

 Q4では、化粧品購入の決め手となる要素は何であるかと尋ねたところ(自由回答形式)、最も多かった回答として「自分の肌に合ったもの」、次いで「料金」、そして「効果・効能」という順番であった。

 化粧品に、料金や効果・効能を求める女性心理は、化粧品の購入条件に欠かせない定番要素である。 注目したい点は、最も回答の多かった「自分の肌にあったもの」である。これはユーザーが商品に対し、パーソナリティを求め、まずは商品情報を収集し、その後(可能であれば)サンプルを利用し、ようやく商品購入へと行動を移す複雑化した現状がある。

 ユーザーの商品知識は高まりをみせ、ユーザーは低価格と高品質だけでは満足する事が出来なくなっており、その先の"パーソナリティ"を求めていると考えられる。

 今後、更に市場は商品の細分化と継続的な新商品の開発を行っていかなければ、ユーザーの心を逃しかねない。 女性の移りきな心を捉えるのはそうたやすくはないようである。

サンプル数  :200
調査期間   :2006年11月15日(水)〜2006年11月16日(木)
調査方法   :インターネットリサーチ
調査機関   :株式会社マクロミル
対象者     :20歳から59歳女性

 本調査は、業界の全般的な調査となっております。 あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。 業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。 より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、 リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。

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