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岐路に立つソーシャルメディア--成功へのビジネスモデルはどこに - (page 2)
- 明らかに失敗したアイデアの1つは、「Beacon」と呼ばれる、Amwayの美化された組織の中で友達にものを売りつけるシステムだった(RWWでもこことここで取り上げられている)。
- 医師専用のSermoのように、厳密に管理されたプロのネットワーキングサイトのビジネスモデルは、「書き込み内容の読み取りの公認」ともいえ、製薬会社は、許可を得て、製品の改善方法について、医師の意見を聞くことができる。これは少し怪しげで、消費者を相手にしている企業がチャットルームでの会話を聞くために金を支払うとは思えない。
- グループ購入には可能性がある。少なくとも、口コミの効果があり、不況下では人気がでる可能性がある。しかしながら、今のところ、わたしが知る限り、これは単なる理論でしかない。持続可能な収益モデルを1つ選ばなければならないとしたら、これを選ぶだろうが、グループ購入を期待できるアイデアから1億ドル以上の収益源に変えるだけの革新性が今なお欠けている。
何か見落としている新しいモデルはないだろうか。Googleで「revenue model for social media(ソーシャルメディアの収益モデル)」を検索すると、多くの人が同じ疑問を持っていることがわかる。これは良い兆しだが、検索のCPCに相当するものが潜んでいるとしても、奥深く隠れてしまっている。
わたしが考える、大手ソーシャルネットワーキングサイトが進む可能性のある道は以下の通り。
- MySpaceは、欠かせない呼び物として音楽を使い、その後、他のアートやエンターテイメントに引き込むことにより、今後も閉鎖された空間というアプローチで大きなメインストリーム市場を歩み続ける可能性がある。このような特徴から、MySpaceはFacebookよりも年齢に依存しない。就学前の子供から祖父母の世代まで、皆、音楽、アート、エンターテイメントが好きである。News Corp.はメディア企業だが、それ故に、この道は彼らのDNAに刷り込まれている。
- Facebookは、ユーティリティとして、世界中あるいは大学生というニッチな閉鎖的空間で使われるようになるだろう。彼らのDNAは若すぎて、どこに向かうか予想するのは難しい。どちらも可能性があるが、どちらにも150億ドルの価値はない。そのため、危機が起こり、経営陣が一新されるまで、このような決定は行われないだろう。Facebookは世界の閉鎖的空間にはなれない。Facebookの中核である大学生はいずれは社会に出て、インターネットのより広い世界でコミュニケーションをとる必要があるからだ。大学生が卒業すれば、互いのつながりは卒業生としてのみになり、年齢を重ねるにつれて、(どの世代も大学時代に何を考えていたかに関係なく)そのつながりは次第に弱くなる。
- LinkedInはメインストリームになる可能性があるが、しかしながら、仕事中心の閉鎖的な空間である。仕事の世界には十分な制約があり、明確な慣習に従っている。LinkedInはわたしが普段利用しているネットワークであり、これまでに何度もLinkedInについて書いたことがある。LinkedInは現在、Gmailのように優れた(そして、標準的なウェブメールのようにオープンな)ウェブメールを提供できれば、働いている人達が真っ先に選ぶたまり場になる可能性がある段階に到達している。ビジネスマン達は徐々に「Outlook漬けの日々」について話すのを止め、「LinkedIn漬けの日々」について話すようになるかもしれない。シンプルなRSSベースのホームページのような機能を追加すれば、LinkedInは出社後、退社前に必ず見る場所になるだろう。働いている人達なら、広告なしのパッケージを利用するため、年間100ドル以下など、適当な額のサブスクリプション料金を支払うだろう。これは今日のLinkedInからは多少遠いが、基本的には実現可能だとわたしは思う。
Read/WriteWebについて
Read/WriteWebは次世代ウェブの技術に関する話題を中心に扱ったブログ。
Richard MacManus氏が心惹かれた革新的なアプリケーションやサービスのほか、気になる製品のポジショニングや最新のウェブニュース、業界への洞察をつづっている。
筆者Richard MacManus氏について
独立系ウェブアナリスト兼コンサルタント。シリコンバレーの企業向けにリサーチや分析、製品開発支援を行う。
Web 2.0 Workgroupの共同創設者でもある同氏はCNETの姉妹サイト米ZDNetでも記事を執筆している。
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