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楽天ブックスの姉貴はキラキラ輝く仕事人

2007/08/30 22:22
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  オンライン書店といえば、最初に思い浮かべるのが売り上げで圧倒的なトップと言われている「Amazon.co.jp」だ。ところがその一方で、2001年にサービスを開始した楽天ブックスには「楽天ポイントを使えば、新刊書籍は楽天ブックスの方が安く買える」という根強いファンがついている。その楽天ブックスを運営するチームのリーダーが元木忍さん。

 楽天のブックス&メディア事業長であり、楽天ブックス取締役も務める。現場とマネージメントの両方に携わり、20人以上のチームをまとめる仕事とプライベートの素顔を、ハスキーな声で語った。

現場と管理職の2つの顔

 「管理職の仕事もたくさんありますが、企画を出したり営業をするプレーヤーでもあります。早くゲットしたいものは自分で動いたり。営業的なところと政治的なところで動いて『こういう企画やりなよ』とチームのみんなに提案します。細かいところで手を動かしてくれる人はいますけれどね」

 元木さんが楽天ブックスに転職してから約2年間で行ったことは、スピードアップとコスト削減のための物流の改善、CDとDVD、PCソフト、洋書の取り扱い開始、メール便での配送のスタート、トップページのリニューアル、ファミリーマートの受け渡し開始、ゲームソフトの扱い開始と、多岐にわたる。

 そのそれぞれについて、例えば倉庫選び、商品を取り扱うための各種メーカーや卸しと取り扱う商材の幅を決めるための打ち合わせ、条件交渉、連動企画のための営業などで「指揮を執らせていただいた」。

 CDやDVDを扱うことで、売り上げは一気に約3倍の100億円となった。2007年はさらにその倍の売り上げを目指している。

 現在は楽天市場のいわゆる「楽天経済圏」の特徴を活かし、例えば「楽天トラベル」で温泉を予約したい利用者に旅行関連のガイドブックを提案したり、「楽天INSURANCE」で医療保険を比較検討する利用者に医学や健康の本を提案するなど、楽天市場の利用者の興味や行動に合わせて本をすぐに探せる仕組みを作るために奔走中だ。

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 もともとは出版社の営業職。「当時は社内で初めての女性営業でしたし、営業先によっては『女が来た。女性に何ができる』という感じで言われることもありました。でも、細かく期日を守るとか、細かく提案するとか、女性だから喜んでもらえることもあるので、その両方を味わいました。女性にしかできないアイデアっていっぱいあると思ってるんで」

 「プレゼンの時にカタカナを使わないようにするとか、なるべく絵を多めにするとか、そういうことが意外と大事なんですよね。イメージが分からないものってビジネスが進まないので。今はIT業界で働くからこそ、できるだけ日本語で分かりやすくすることを心がけています」

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