KDDIでは10月も引き続きW41CAが最上位につけた。調査を開始した2007年4月から7カ月連続で首位をキープしている。ランキング外ではあるが、6位にW51CA(シェア3.59%)、8位には2007年夏モデルのW52CA(シェア2.54%)が追ってきている。KDDIでのカシオ端末の人気の高さがわかる。
SoftBankでは、上位10位中9つがシャープ端末という状況が続いている。9位に夏モデルとして913SH(シェア3.54%)が入った。このほかの2007年夏モデルも着々と順位をあげてきているが、やはりシャープ端末が強い。
電子マネーの認知度と共に、FeliCa機能、いわゆる「おサイフケータイ」が急速に普及している。そこで、BeMssを利用している約600社のモバイルサイトのアクセス数のうち、IC対応端末からのアクセス実績を調べた。
DoCoMoでのFeliCa機能搭載率は10月に80%を超えた。おサイフケータイの名付け親であり、3キャリアのうち最も早くから端末にFeliCa機能を搭載したDoCoMoでの搭載率は圧倒的だ。
追随するように、ほか2キャリアでも60%を超えている。特にKDDIでは、5月から10月までに15%近くポイントをあげ、急激に搭載端末が普及していることがわかる。3キャリア合計での搭載率は73.1%に達した。
SuicaやPASMO、Edyなど交通機関やコンビニなど身近なところで利用できるようになったことをうけて、電子マネーの認知度が急速に高まっている。おサイフケータイは、ハイエンド機を中心に標準機能として搭載されている。おサイフまで携帯電話の中にとりこんだことで、「携帯電話さえあればいい」というところまでその価値を高めて、ますます手放せないツールとなっている。
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