Web 2.0の挑戦者:個人対個人のオンライン融資コミュニティLending Club - (page 3)

文:Emily Chang 翻訳校正:吉井美有2007年07月17日 12時00分

Lending Clubを次の段階に進めるためには何が必要ですか。

 時間です:)

Lending Clubの基盤となるビジネスモデルがあるとすれば何ですか。

 融資開始手数料として、借り手に対して0.75%から2%、貸し手に対してサービス料金として1%の手数料率を設定しています。

差し支えなければ1日の平均アクセス数を教えてください。

 4週間前にサービスを開始したところで、現時点ではアクセスはすべてFacebookを経由したものですが、既に一日当たり1000人以上のユニークビジターがあります。

Lending Clubについて最も優れていると自認する点は何ですか。

 人の役に立っていることです。個人対個人融資は本当に役に立つサービスです。人々が本当に大事だと思っているプロジェクトに対して手ごろな融資を受けたり、高利の借金を借り換えたり、あるいは預貯金からより多くの利息を得たりするのを支援することができます。われわれはこの仕事に非常に満足しています。

ウェブで現在起こっているシフトを若い人たちに向けてどのように説明しますか。

 ウェブはこれまで以上に面白い場になってきていると思います。「サウンドバイト」(訳注:切り取られた短いフレーズ)によるマーケティングが少なくなり、ユーザの経験に基づく、より信頼できるコンテンツが多くなってきています。「パンフレット的ウェブ」から、「経験のウェブ」へと移り変わりつつあるのです。これは、ユーザ生成コンテンツというだけではなく、それを超える変化です。本当にユーザがサービスを経験し、それを自分たちのものにし、再定義するという動きです。

ご自身のサイト以外に毎日どのようなサイトにアクセスしていますか。

Sail-world
Facebook
Bankwatch
NetBanker
VentureBeat
Mashable
Tech Crunch
New York Times
Wall Street Journal

睡眠時間はどのくらいですか。

 十分ではありません。おわかりだと思いますが:)

 メールでのインタビューに応じてくれた、Lending ClubのRenaud Laplancheに謝意を表する。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]