隣接3州の地域を皮切りに、向こう半年でアメリカ全国にサービスを広げたいと考えています。ゆくゆくはMoneyballや「Freakonomics」(編集部注: アメリカの経済学者Levitt氏とDubner氏による経済書)の考え方を、住居を変えるタイミングで起こるさまざまな意思決定にも適用していきたいと考えています。例えば、住宅ローンや引っ越し業者の選定などです。
われわれは判断材料となる2種類の情報を提供しています。われわれが収集している客観的な評価指標と、顧客の評判です。このサイトの客観的な評価指標だけでも役には立ちますが、顧客の評価情報の量がある臨界量を超えなければ、本当に完全なものにはなりません。ですから、そのためのコミュニティを育てることが最も難しい課題になるでしょう。
広告主とユーザーが臨界量を超えることです。
われわれのビジネスモデルはYahooやGoogleのものと似ており、スポンサーに対して、不動産業者に関して人間が入力したインデックス情報を提供しています。違いは、不動産業者の広告費は電話問い合わせの数によって変わるということです。消費者が受話器を持ち、実際に不動産業者に電話をかけない限り、広告費は発生しません。
不動産においては、電話はより効果的なコミュニケーションのメディアであり、不動産業者は潜在的な顧客とのつながりにはウェブサイトよりも電話を使いたいと考えています。
開始して2週間になりますが、1日に数千のアクセスがあります。
市場に、これまでにはなかった透明性をもたらしていることです。
ウェブは人々がより賢い判断をすることを可能にしています。これは、以前にはなかった形で意見や考え方が共有されていることや、より多くの定量的データが扱われ、加工できるようになっていることなどによります。
これは、高機能の製品や最良のサービスが成功する可能性が高まるということであり、人間の口コミの力がより重要になってくるということです。従来の広告手法が古くなってきているというわけではなく、口コミの力が増大し、従来の方法を上回り始めているのだと考えています。
BloglinesとGmail、Wall Street Journal、ESPNです。
6時間です。
メールでのインタビューに応じてくれたHomeThinkingのCEO、Niki Scevakに謝意を表する。
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