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Web 2.0の挑戦者:専門家に質問できるノウハウ蓄積サイトOyogi - (page 2)

文:Emily Chang 翻訳校正:吉井美有 2006/08/25 08:00

Oyogiの基盤となるビジネスモデルがあるとすれば何ですか。

現在のビジネスモデルは広告が主体です。サイト創設以来、広告以外の収入モデルもいろいろと検討しました。われわれの技術をさまざまな問題に適用しようとするユーザーが増えてくれば、そうした別のビジネスモデルも再検討することになるでしょう。

差し支えなければ1日の平均アクセス数を教えてください。

正直、今のところアクセス数は多くありませんが、日々増え続けています。それとは別に、ごく一部ですが、われわれのサイトを自分のサイトに取り込んで1日中ログインしているユーザーもいます。

Oyogiについて最も優れていると自認する点は何ですか。

われわれが誇りにしているのは、いろいろと検討した末にOyogiというシステムを信じて思い切ってやってみたこと、そして技術上および概念上のあらゆる難題に立ち向かい、解決するガッツを持ち合わせていたことです。われわれは、不屈の精神を持ち、立ち直りの早い人たちに心から敬意を表します。そして、自分たちも周りからそのように思われ続けたいと強く望んでいます。

Webで現在起こっているシフトを若い人たちに向けてどのように説明しますか。

月並みな言い方になってしまいますが、ネットビジネスは「ワイヤード」という言葉が流行った時代の活況を再び取り戻したという言い方が少なくとも部分的にはあたっていると思います。面白いのは、この「ワイヤード」という言葉が「(人間の)感覚」という言葉と同じ文脈で用いられるようになったときです。つまり、ブロードバンドが広く浸透し、どこにいてもコンピュータが使えるようになり、人工知能が実用化されると、あふれんばかりのWeb世代の起業家たちが、そうした機能を寄せ集めた強力なアプリケーションを作るようになります。利便性と情報の価値はいつになっても人間が決めるものですから、こうした寄せ集めのアプリケーションがいつまでも現在のように意識して選択するツールではなく、人間の視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚に作用するすべてのものに組み込まれるようになる可能性を十分に秘めていると考えるのは自然なことです。後になってこの時代を振り返ると「人類がインターネットに生き物としての性質を吹き込み始めたのはあのときだった」と感じるのだと思います。つまり、有機体としてのWebの始まりです。

ご自身のサイト以外に毎日どのようなサイトにアクセスしていますか。

news.google.com、cnn.com、technorati.com、digg.com、ebay.comなどです。

他にもたくさんのサイトからRSSフィードを購読しています。 例えば、boing boing、del.ici.ous、techcrunch、ehub、publish.com、solutionwatchなどです。

睡眠時間はどのくらいですか。

18時間たっぷりと:)

メールでのインタビューに応じてくれたOyogiに謝意を表する。

eHubについて

Emily Chang氏が日頃使ったり魅力を感じたり注目したりしているウェブアプリケーション、サービス、リソース、ブログ、サイトをまとめた個人的なリストがeHubである。Chang氏はネットワークに毎日アクセスし、ネットサーフィンや検索、電子メール、RSSリーダー、SMSなどで何かを見つけたときに、随時リストを更新している。Chang氏が特に関心を寄せているのは、次世代ウェブ(ウェブ 2.0)、Ruby on Rails、Ajax、ブログ、ロケーションマッピング、オープンソース、フォークソノミー、タギング、デザイン、デジタルメディアの共有だという。そのため、eHubにはそういう視点が反映されている。

eHubが当初の意図を超えて成長するきっかけとなったのは、Chang氏とMax Kiesler氏によるウェブ 2.0アプリケーションサービスの開発者へのインタビューeHub Interviewsチャネルが追加されたことだ。Chang氏とKiesler氏は、サンフランシスコにあるウェブデザインコンサルタント会社Ideacodesの共同創始者兼代表者である。CNET Japanでは、eHubを運営するEmily Chang氏の了解の下、eHub Interviewsを翻訳していく。

筆者Emily Chang氏について

Emily Chang氏は、数々の賞を受賞したウェブインタラクションデザイナー、技術戦略家で、Max Kiesler氏と共同で設立したサンフランシスコのウェブコンサルタント企業Ideacodesの代表者である。ウェブとユーザーエクスペリエンスに関するデザインや技術、次世代ウェブについてのサイトEmilyChang.comの筆者であり、人気のウェブ 2.0リソースであるeHubの作成者でもある。同氏によればeHubとは、日頃使って魅力を感じたり、注目したりしているウェブアプリケーション、サービス、リソース、ブログ、サイトをまとめた個人的なリストなのだという。

※ この記事はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(帰属2.5)の下でライセンスされています。
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