まず、オンラインのベクトルグラフィックツールとしてMikon Machine。これはShockwave XHTML/CSSのフロントエンドを使っています。AJAXを使ってWeb標準に対応した双方向性を拡張したLAMP(Linux、Apache、MySQL、PHP)の提供に役立っています。
6月7日に始まったばかりのサービスですが、最もリクエストが多いのは色彩の追加です。ちょっと待っていてください。
Mikonsのユーザーは20カ国以上にいます。ユーザー数が最も多いのは、米国、スペイン、日本です。南米や欧州各国でも多くのユーザーがいます。中国にもいます。
6カ月間は、コミュニティが何を望んでいるのかを学習し、それに対応していくつもりです。ネットワークへの接続体験を重視し、商品販売と購入経験を増やしたいと考えています。6カ月後には、マッシュアップとの連携をより多く生み出しているでしょう。誰とも競うつもりは全くありません。先に開発を行い先に売り出そうというつもりもなければ、次のmyspaceプランになるつもりもありません。ただ単に、人々の生活に役立つ方法で人と人をつなぐ触媒になりたいのです。それがどんなものでもいいのです。
2年後は…一言で言えば「進化」を目指します。新しい記号化された言語が生まれていたり、人々が大手企業のブランドと提携していたり、Mikonsの慈善的部分が慈善団体と人々をより意義ある方法で結びつけたりと、さまざまな可能性が考えられます。わたしたちの目的は、イメージを解して自分たちについて語ることで人と人を結びつけることなのです。
自分たちのことやビジョンを効果的かつ明確に表現することです。これをマーケティングと呼ぶ人もいます。
ビジョンへの情熱とコミットメントを維持することです。それさえできれば、ほかのことはあとからついてきます。
ビジネスモデルはありますが、まずはビジョンの構築から始めました。それはマニュフェストのようなものでした。最初にビジョンプランを書きました。今でも、事業的側面(つまり金儲け)よりもビジョンを重視し続けるためにこれを参照しています。ビジネスモデルは単純です。Mikonの販売、プレミアムサービス、ブランド提携の合弁事業、ユーザー定義タグを使ったユーザーコンテンツを促進するためのポータルとの合弁事業、そしておそらく、描画ツールのライセンス販売。しかし再度強調したいのは、このモデルはビジョンから派生したもので、わたしが意図的に推し進めたものではありません。
とても幸運なことに、立ち上げ当日にGoogle Analyticsから招待を受けました。6月8日の立ち上げから今日(6月12日)までに、1万人の訪問者と4万4000のページビューを記録しました。これはブログコミュニティのおかげです。ブロガーの影響力と情熱に感謝しています。このような素晴しい結果を出すのにブロガーが一役買ってくれたのです。
わたし自身は一歩引いたところに身をおき、チーム全員が、優れた技術が結集されたドイツのスポーツカーのように働いているところです。おかげで、純粋で自由で強力なものができています。もちろん、ユーザーはわたしのエゴではなくそのアイデアから利益を得ています。
若い世代(新世紀世代)の物の見方を反映しています。彼らは精神的により自由で、別の考えを共有・受容したり他人を受け入れたりしやすい傾向があります。わたしは人間関係の未来について非常に強気で、特にウェブが良い人間関係を生み出すと確信しています。それはビジネスモデルを変えつつもあります。競争優位性という考え方が、協業の恩恵という考え方に取って代わられるかもしれません。事業を行うにあたり、「me(自分ひとり)」よりも「we(わたし達)」のことを真摯に考え始めるかもしれません。共有志向のある人たちが、実業界の大物たちの後を継ごうとしています。将来的には利益を共有から生まれた当然の副産物として見るようになるでしょう。巨大な複合型企業やその官僚的制度は、絶滅危ぐ種の一覧表に載ることになるかもしれません。
Yahoo!、BoingBoing、Technoratiです。
8時間です。深夜まで働くタイプの人間ではないので。開発者たちは深夜まで働いています。わたし自身は早朝に起きて彼らの成果を確認します。開発者はそれから睡眠をとり、午後になって話し合いをします。
メールでのインタビューに応じてくれたMikonsのMark Smith氏らに謝意を表する。
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