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Web 2.0の挑戦者:AJAXを駆使した単一ページのホテル予約サイトPaguna - (page 2)

文:Emily Chang 翻訳校正:吉井美有 2006/07/05 08:00

どのようなテクノロジを使用しているのですか。

Paguna.comはLAMPで構築しました。pear-、smarty、xajaxといったライブラリを使用しています。

(サイトが既に稼働しているとして伺いますが)ユーザーやコミュニティから最もリクエストの多い機能は何ですか。

Safariとの互換性を高める必要があります。まずは米国のホテルから加盟を募っていきます。また、スペイン語やその他の言語もサポートする予定です(編集部注:2006年7月現在、Pagunaは英語のほかドイツ語、スペイン語でサービスを提供している。カバーする地理的範囲も広く、日本を例にすると約30の都市のホテルを検索・予約できる)。

Pagunaのユーザーは一部の地域に集中していますか、それとも分散していますか。

Paguna.comの加盟ホテルは世界中どこにいても予約できます。

半年後あるいは2年後にPagunaはどうなっていると思いますか。

次のリリースで地理情報を追加します。将来的には、その他のサービスも統合していくことを検討しています。

プロジェクトを成功させるのに最も難しいことは何ですか。

マーケティングと宣伝です。Pagunaというサイトがあることさえ知ってもらえれば、その便利さはおのずとわかっていただけると思います。

Pagunaを次の段階に進めるためには何が必要ですか。

ジオコーディング・サービス(緯度経度を実際の住所にマッピングするサービス)を評価してみる必要があります。

Pagunaの基盤となるビジネスモデルがあるとすれば何ですか。

われわれはWebコンサルタントですから、AJAXプロジェクトの稼働経験を顧客に売ることで収益の大半をあげています。付随的には、ホテル予約の手数料からもある程度の利益が得られるだろうと思っています。

差し支えなければ1日の平均アクセス数を教えてください。

Paguna.comは2006年初めからサービスを開始しています。まったく宣伝をしていなかったので最初はアクセスが非常に少なかったのですが、急成長しています。

Pagunaについて最も優れていると自認する点は何ですか。

このやり方についていろいろと検討したとき、すべてを1ページで実現することなど本当にできるのだろうかと疑ったこともありました。それでも、こうして実現できたことは誇りに思っています。

Webで現在起こっているシフトを若い人たちに向けてどのように説明しますか。

これから3〜4年で、ほとんどのオンラインショップや予約システム、その他の対話型Webサイトが、AJAXを使用した、より使いやすいものにシフトしていくと確信しています。

ご自身のサイト以外に毎日どのようなサイトにアクセスしていますか。

eHubやAjaxian、AJAX developerなどです。インスピレーションを得るために他のショップや予約システムを覗いてみることもあります。

睡眠時間はどのくらいですか。

3〜7時間です。

メールでのインタビューに応えてくれたPagunaのJoerg Bienert氏に謝意を表する。

eHubについて

Emily Chang氏が日頃使ったり魅力を感じたり注目したりしているウェブアプリケーション、サービス、リソース、ブログ、サイトをまとめた個人的なリストがeHubである。Chang氏はネットワークに毎日アクセスし、ネットサーフィンや検索、電子メール、RSSリーダー、SMSなどで何かを見つけたときに、随時リストを更新している。Chang氏が特に関心を寄せているのは、次世代ウェブ(ウェブ 2.0)、Ruby on Rails、Ajax、ブログ、ロケーションマッピング、オープンソース、フォークソノミー、タギング、デザイン、デジタルメディアの共有だという。そのため、eHubにはそういう視点が反映されている。

eHubが当初の意図を超えて成長するきっかけとなったのは、Chang氏とMax Kiesler氏によるウェブ 2.0アプリケーションサービスの開発者へのインタビューeHub Interviewsチャネルが追加されたことだ。Chang氏とKiesler氏は、サンフランシスコにあるウェブデザインコンサルタント会社Ideacodesの共同創始者兼代表者である。CNET Japanでは、eHubを運営するEmily Chang氏の了解の下、eHub Interviewsを翻訳していく。

筆者Emily Chang氏について

Emily Chang氏は、数々の賞を受賞したウェブインタラクションデザイナー、技術戦略家で、Max Kiesler氏と共同で設立したサンフランシスコのウェブコンサルタント企業Ideacodesの代表者である。ウェブとユーザーエクスペリエンスに関するデザインや技術、次世代ウェブについてのサイトEmilyChang.comの筆者であり、人気のウェブ 2.0リソースであるeHubの作成者でもある。同氏によればeHubとは、日頃使って魅力を感じたり、注目したりしているウェブアプリケーション、サービス、リソース、ブログ、サイトをまとめた個人的なリストなのだという。

※ この記事はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(帰属2.5)の下でライセンスされています。
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