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2007年上半期の中国ITニュースを振り返る

2007/07/09 17:08
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 2007年は早くも半年が過ぎた。ここで上半期の中国におけるITニュースをまとめて紹介しよう。

 インターネットにおいては最も大きな話題となったのは、5月にシマンテックのセキュリティ製品が、簡体字中文版WindowsXPのシステムファイルの一部をウイルスと誤認して消去し、システムが起動できなくなるというトラブルだろう。この事故はここ5年内で中国国内で発生した最も酷いセキュリティ製品による事故だといわれている。事故の1カ月後となる6月25日に正式に顧客に対する賠償プログラムを発表し、27日には被害を受けた企業ユーザ、及び個人ユーザのためのサイトを立ち上げた。被害者が7月15日までに登録をした場合、1年の無料延長保障などの賠償プログラムを利用することができる。

 またインターネットの事件といえば、お祈りパンダこと「熊猫焼香」ウイルス。これは日本でも対岸の火事ながら一部で話題になった。しかしこの半年、中国で普及するリムーバブルディスクを経由して感染する「AV終結者」というウイルスと、サイトを見ただけで感染する「灰鴿子」というウイルスは熊猫焼香以上に感染させたウイルスとして、それもまた中国では話題となった。ちなみにAV終結者のAVはAnti-Virusの略。

 2007年1月にCNNIC(China Internet Network Information Center)が発表した中国インターネット統計で、初めてインターネット利用者が全人口の1割を超える1億3700万人となった。

 また、米国の著名CEOが訪中した。マイクロソフトのビル・ゲイツ氏が10回目の訪中を行い、北京の著名大学などで講演を行い、小中学校に向けた3米ドルの学生向けソフトをリリースすることを発表した。ほかにも外国の著名企業では、グーグルのシュミットCEOほか、eBayやAmazon.comのCEOが訪中し、話題となった。訪中ではないが、ソニーの出井元会長が百度の社外取締役に就任したことは、中国よりも日本で大きな話題となった。

 実は2007年上半期の中国国内のITの話題は振り返ればほとんどインターネット関連であった。インターネット以外では、Intelが大連に工場を建設することを発表したこと、中国で初となる同社のイベントIDF(Intel Developer Forum 2007)を開催したこと、それに中国信息産業部の主導により、6月に携帯電話向けの充電器の規格を統一したことぐらいであった。

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