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百度の動画コンテンツ検索サービス「百度影視」、中国で人気

2006/06/22 09:04
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 中国最大の検索サイト「百度(Baidu)」の提供する動画コンテンツ検索サービス「百度影視」が中国で人気を博している。九州梦网、動感央視など30のサイトが合計4万もの動画ファイルを百度に提供し、百度影視はこれらファイルの検索サービスを、Googleのような百度の検索インターフェースで提供し、また映画、テレビドラマ、アニメなどカテゴリ別にリストアップして、ユーザーの便宜を図っている。

 コンテンツは無料のものと有料のものがあるが、いずれにしても百度の会員に登録する必要がある。有料コンテンツについては、百度の有料サービスで利用するためのお金「百度幣(1百度幣=1元)」が必要になる。有料コンテンツ視聴のための価格は、2〜3百度幣が一般的。中国の一般的な所得のネットユーザーにとっても気軽な値段だ。

 また百度影視は過去の動画コンテンツ探しだけでなく、例えば新しい映画の宣伝の場として、あるいは新人アイドル公開の場としてといった具合に、将来を創るコンテンツ作りも目指している。百度の戦略合作部の旭陽氏は「百度影視の当面の目標は、巨大トラフィック量を支える百度のプラットフォームを武器に、映画に携わる様々な企業と手を組むことだ」と語る。

 ただしコンテンツの中身は中国のものに限ったわけではなく、米国、日本、韓国のコンテンツも多い。例えば日本の動画コンテンツについていうなら映画やアニメのカテゴリーに多くある。特にドラゴンボール、ワンピース、NARUTO、クレヨンしんちゃんなどの中国で人気の日本のアニメについて、百度影視でのコンテンツ量は多い。それらの著作権に関しては不明だ。

 また百度の提供するコンテンツ捜索サービスでは音楽ファイル全般を検索する「百度mp3捜索」があるが、2005年に著作権法違反でレーベル企業から提訴され、敗訴している。違法と判断した理由について、判決を下した北京海淀法院は、検索するだけでなく百度自ら人気曲ダウンロードリストを生成したことを理由に挙げている。百度影視についても、著作権について不明なコンテンツについて単にウェブ上でアップするだけでなく、カテゴリや人気ランキングなどでアップされた動画コンテンツを紹介していることから、著作権管理ができていない場合、今後それを著作権法違反と判断したコンテンツベンダーから提訴される可能性は否めない。

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