求職活動でやってしまいがちな10の失敗と回避方法

Kathryn Ullrich (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2011年03月15日 07時30分

 このところ、多くの人たちが求職活動を行っているものの、自ら就職のチャンスを潰してしまうような失敗をしている人たちもいる。こういった失敗を避けることで、ライバルたちを出し抜けるようになるはずだ。

 就職斡旋会社であるManpowerが最近行った調査によると、現在仕事を手にしている米国人のうち84%(6人のうち5人)が、2011年に転職先を探すつもりでいるという。あなたも現在転職先を探している、あるいは探すつもりでいるというのであれば、ライバルたちに勝ち、晴れて転職を果たすために何らかの手を打つ必要がある。しかしどうやって?それには、求職者がしがちな10個の失敗を知り、それらを避けるようにするところから始めるのがよいだろう。

1:ゼネラリストであることをアピールする

 企業は、今まで以上にスペシャリストを求めるようになっており、ゼネラリストは二の次となっている。このため、自らのブランドを作り上げたり、スキルや強みを際立たせたり、特定の業界や分野に特化して就職先を絞り込むようにしよう。こういったことの必要性を実感するには、インターネットや新聞の日曜版に目を通し、実際の企業が求めている人材について調べてみるのがよいだろう。例を挙げると、有名なソフトウェア企業が最近、「BtoBマーケティングのためのオンラインビデオ制作に長けている」経験豊かなマーケティング担当者を募集していた。要するに、スペシャリストであることをアピールすべきというわけだ!

2:履歴書に無駄な内容を盛り込む

 雇用者は履歴書を読んだりしない。ほんの数秒かけて流し読みするだけである。履歴書は簡潔にまとめ、冗長な感じを与えないようにしなければならない。おそらく、内容を犠牲にすることなく履歴書の3分の1を省くことができるはずだ。また、無駄な単語や語句を省くだけではなく、ありきたりな内容も避けることで、自らの経験や成果を際立たせるように心がけよう。避けた方がよい単語/語句の例には、「a」や「the」といった冠詞、「reporting to」(~直下のポジション)、「responsible for」(~の責任を負う)、「strong team player」(協調性に優れている)といったものがある。

3:狙いがずれている

 ほとんどの求職者は「自己中心的」である。自分自身に焦点を合わせるのではなく、求職先に狙いを定めるようにしよう。相手の注意を引き付け、掴んで放さないようにするために、自分が就きたい仕事や、求職先の企業が求めていること、自らの経験をアピールする方法についてしっかり把握するのである。言い換えれば、職探しで大切なのは自分自身のことではなく、あなたが就職したいと考えている企業のことなのである。

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