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「iPhone 4」の企業導入--IT担当者が押さえておくべきポイント

文:Jason Hiner(TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子 2010/06/21 08:30

 Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏はWorldwide Developers Conference 2010(WWDC 2010)の基調講演において、同社の第4世代スマートフォンの大きな特徴の1つとして「企業向けの統合機能の強化」を挙げ、その内容について時間をかけて説明した。

 以下は、Jobs氏が企業向けの機能強化について説明した際のスライドである。

iPhone 4について説明するJobs氏

 また、Jobs氏が基調講演で述べた言葉は以下の通りである。

 「われわれは数多くの要望を受けていたが、iOS 4でそれらすべてを実現したため、企業の皆さんには喜んでいただいている。データ保護およびデバイス管理の強化や、無線による社内アプリケーションの配布、複数のMicrosoft Exchange(アカウント)のサポート、VPN接続のサポート拡大が実現されているのだ。われわれの企業顧客は、iOS 4に大きく胸を躍らせているだろう」

 Appleは基調講演が終了した後、同社のウェブサイトにてこの新OSの新しいエンタープライズ機能について詳細を明らかにしている。以下は、Appleによる各項目についての説明の抜粋である。

  • データ保護:「新しいデータ保護APIをカスタムアプリケーションや商用アプリケーションで使用すれば、デバイスが不正に使用された時でも、ビジネスにクリティカルな情報を確実に保護することが可能です」
  • Mobile Device Management:「新しいMobile Device Management APIを他社製ソリューションと統合して、iPhoneの構成、設定のアップデート、企業ポリシー準拠の監視や、管理下にあるiPhoneのデータ消去やロックをワイヤレスで実行できます」
  • アプリケーションをワイヤレスで配布:「社内専用アプリケーションを安全にホストしながら、Wi-Fiまたは3Gネットワークでワイヤレスで社員に配布できます。さらにアプリケーションのアップデートは、ユーザによるコンピュータへのアクセスを必要としません」
  • SSL VPNのサポート:「オンデマンドVPN経由で企業ネットワークへシームレスに接続することも可能です。JuniperとCiscoが開発中のアプリケーションは、iPhoneのSSL VPNに対応します」
  • 機能が向上したメール:「複数のExchange ActiveSyncアカウントを設定でき、Exchange Server 2010にも対応しています。新しい統合型の受信ボックスで、すべてのメールアカウントのメッセージをひとつの受信ボックスにまとめて表示できるほか(中略)。保存または編集したい添付ファイルを受け取った際には、App Storeで入手できる他社製アプリケーションでファイルを開くことも可能です」

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