Microsoftは米国時間2月19日、サンディエゴでの同社初の「Lync Conference」の開幕日に、同社のLyncユニファイドコミュニケーションプラットフォームについて最新のロードマップを発表した。
この発表で最も注目されるのは、「Lync」と「Skype」の接続/フェデレーションが、大方の予想よりも遅い時期に実現しそうなことだ。この接続の最初の部分、つまりプレゼンス情報の共有やインスタントメッセージング、サービス間での通話は6月の時点でLyncの全ユーザーに利用可能となる。幹部らは19日に、SkypeとLyncのビデオ接続は、今後18カ月ぐらいは提供されないと認めた。
Microsoftの「Lync 2013」を2012年にテストしていた顧客らは、SkypeとのフェデレーションはLync 2013の機能の1つだと述べていた。Microsoftも、SkypeとのフェデレーションをLync 2013リリースに搭載する予定であることを認めていた。しかし2012年10月にLync Server 2013が、「Office」クライアント/サーバの新製品とともにリリースされた際には、結局のところSkypeとのフェデレーションは最終的な製品には搭載されなかったようだ。
LyncはMicrosoftが提供する企業向けのユニファイドコミュニケーションプラットフォームであり、企業用IMやVoIP、会議機能などを搭載している。SkypeはMicrsosoftのコンシューマー向けのユニファイドコミュニケーションプラットフォームだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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