「Skype for Windows」がアップデート--「Outlook」との連携を強化

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2013年01月11日 12時12分

 MicrosoftのSkype部門は米国時間1月10日、新しいバージョンの「Skype for Windows」(バージョン6.1)の提供を開始した。

 このアップデート版は32ビットと64ビットバージョンの「Windows XP」「Windows Vista」「Windows 7」が動作するPCに向けたものだ。(これはSkype for Windows 8のアップデートではないが、SkypeはWindows 8のデスクトップでも動くため、今回のアップデートも実行可能だ)。

 広報担当者によると、6.1アップデートにより、「Microsoft Outlook」から連絡先と直接電話やチャットをできるようになるとともに、連絡先の検索と追加が容易になり、新しいプロファイルページからアカウントを管理できるという。


 6.1アップデートにはいくつかのバグフィックスも含まれている。

 筆者はこのバージョンをアップデートしてインストールした際に、「今後のアップデート」ではSkypeのアップデートが自動的にインストールされる可能性を伝えるメッセージに気付いた。筆者はこれが新機能かどうかわからない。


 Microsoftの広報担当者は今週、一部の「Live Messenger」ユーザーに電子メールを送信し、同社はLive Messengerサービスを終了してSkype(メッセージング機能を内蔵)への切り替えを計画していると知らせた。電子メールを受け取ったユーザーによると、この実施日は3月15日の予定だという。

 MicrosoftはLive Messengerの終了とSkypeへの切り替えの準備として、Live Messengerユーザーに連絡先リストをマージするよう呼びかけている。いったんマージすると、ユーザーは自動的にSkypeに移行してMessengerを使えなくなる。少なくとも、MicrosoftのSkype部門のサポートを受けずには使えない。WinSuperSiteのPaul Thurrott氏は、偶然あるいは意図的に連絡先をマージしたユーザーは、連絡先にメッセージを送信するときにSkypeの「Compact View」を使えるかもしれないと述べた。

 MicrosoftのSkype部門は10日、「Skype for Mac」もバージョン6.1にアップデートした。アップデートの詳細を示すブログ投稿によると、Mac版のアップデートにより、SkypeユーザーはMac上の「Safari」から電話をかけられるようになり、ユーザープロファイルビューが改善されるという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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