マイクロソフト、CESで次世代「Surface」を披露--大幅な薄型化を実現

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:末岡洋子2011年01月06日 13時07分

 Microsoftは米国時間1月5日、ラスベガスで開催のConsumer Electronics Show(CES)でマルチタッチのテーブル型コンピュータ「Surface」のスリムバージョンを披露した。

 Microsoftは現地の同日午後に開催したプレスカンファレンスで次世代の「Surface 2.0」端末の詳細を一部明らかにした。報道によると、新しいSurface端末はサムスンと共に製造しているという。

 新型のSurfaceは、厚さがわずか4インチ(約10.16cm)で、「Gorilla」ガラスを採用することで耐久性を強化した(Microsoftによると、新型のSurfaceは現時点で最も大きい1枚のGorillaガラスを搭載するとのことだ)。端末は縦向きでも横向きでも設置可能で、市場投入されている現行のSurfaceより魅力的になっている。それだけでなく、フラット画面テレビの代替になり得るかもしれない。

 IstartedsomethingのブロガーであるLong Zheng氏が、Microsoftのプレスカンファレンスで撮影したSurface 2.0の画像をブログで公開している。下の写真は、Zheng氏のFlikrセットで公開されている写真だ。


提供:Long Zheng氏

 新型Surfaceの発売時期と価格についてMicrosoftに問い合わせているが、現時点ではまだ回答はない。

 数日前にこのブログで、MicrosoftがCESで新しいSurfaceタブレットを公開するのではないかというわたしの予想を紹介した。今回披露された薄型のテーブルコンピュータは、どう見てもタブレットとはいえない。だが、現行のSurfaceよりも商業的にみて現実味があるように見える。それに、開発者からの関心も得られると思う。

 Microsoftとパートナー企業が今後さらにSurfaceの小型化を進めるのかどうか、将来、どこまで小型化するのかが気になるところだ。

 アップデート:WinRumours.comによって、Surface 2.0に関するいくつかの詳細が明らかになった。WinRumours.comによると、最新のSurfaceはAMDのCPUと「Windows 7」をベースとするという。出荷予定は2011年とのことだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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